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バンダレ・アンザリー

レザーご夫妻

【写真】 レザーご夫妻


バンダレ・アンザリーはカスピ海最大の港町であり、カスピ海と接する近隣諸国との貿易港としても重要な位置を占めています。街の雰囲気は、日本の港町に酷似していました。

バンダレ・アンザリーにはかつて日本で就労していた人達が多く住んでおり、街を歩いていると、日本語で話しかけられることが頻繁にありました。聞くところによると、カスピ海沿岸地方は日本の風土や気候と酷似しているため、この地方の出身者は日本での順応力が特に高かったそうです。また、過ぎ去った日本での生活を懐かしんでいるのか、「かき氷」と日本語で書かれた暖簾を店先に吊している、来日経験者が経営するアイスクリーム屋さんもありました。ちなみにこのアイスクリーム屋さん、頭に“はちまき”を巻き、寿司職人の格好をして仕事をなさっておられました。日本では寿司職人として働いておられたようです。

レザーさんも来日経験者で、日本で得た資金を用いて当地でタクシー会社を経営されておられます。ご夫妻とはマースーレーで偶然知り合い、その時に会社の名刺をいただいたことが縁で、バンダレ・アンザリーに到着した初日に早速電話を入れて、そしてご自宅に泊めていただくことになりました。レザーさんは瀟洒なマンションにお住いで、興味本位でマンションの価格を尋ねると、日本円にして約300万円ほどであったとのことでした。日本では考えられないような破格の安値ですが、イランの物価を考えると、決して安い値段ではありません。(↓続く)


旧ソ連の座礁船

【写真】 旧ソ連の座礁船


カスピ海のほとりに、台風で座礁した旧ソ連の貨物船が放置されていました。座礁時には火災が発生したのか、船室内は焼けただれており、主要な計器類も撤去されて跡形もありませんでした。また、船体には「TITANIC」と落書きされており、ここイランでも“映画タイタニック”が流行していたことが伺われます。当時は、海賊版ビデオも豊富に流通していたようです。

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