イスファハン1

ハージュー橋(2000年8月撮影)

【写真1】 ハージュー橋 (2000年8月撮影)

ハージュー橋(2005年6月撮影)

【写真2】 ハージュー橋 (2005年6月撮影)


「イスファハンは世界の半分」 とかつては賞賛されていたそうですが、現在のイスファハンにその面影を見付けることはできませんでした。しかしながら街全体がこじんまりとしており、主要な観光ポイントも密集していることもあり、決して居心地の悪い街ではありませんでした。なお、今は平和なこの街も、イスラム革命の際は王朝の悪政に抗議する市民による大規模なデモ行進が行われ、街の中心部であるチャハール・バーグに於いては“SAVAK”(秘密警察)の地方本部が襲撃されて、銀行、映画館、派出所などの窓ガラスが次々と叩き割られる騒然とした事態に発展しました。そして、これを鎮圧しようとする警官隊と衝突して、多数の負傷者が発生しました。

当地を訪れたときは日照り続きで、ザーヤンデ川にはほとんど水が流れておらず、川の中央部にかろうじて残っていた水たまりには、酸欠状態に陥った魚達が苦しそうに呼吸しているのが見えました。現地の人の話では、「川の上流にあるダムが放水制限しているせいで、極端に水量が減少している」。とのことでした。お陰で、ドブ川特有の悪臭が川の付近に漂っていました。

ザーヤンデ川に関して(追記 05-10-15)

2004年、2005年と連続して当地に再訪しましたが、ザーヤンデ川には豊富な水量の水が流れており、前回訪問したときとは全く別の姿を呈していました。このため川の岸辺で水遊びをしたり魚釣りをする人達の姿や、川沿いに植えられている芝生の上に寝転んで、本を読んだり家族と談笑している人達の姿を見掛けることができました。

川縁の遊歩道を歩いているとき突然、ドボン!という大きな音が聞こえました。川縁で遊んでいた子供が足を滑らせて川に落ちたのでした。しかし幸いなことに子供の保護者が少し離れた場所に居たため子供は直ぐに救助されて、事なきを得ました。川の水深は深く、水流も速く、また水温も低いため、もしも救助が遅れていたら大変な事態に発展しているところでした。川縁の舗装面には所々に凹凸があるため、まわりの景色に気を取られて散策していると、この子供のように足下をすくわれて川に転落してしまう恐れがあります。くれぐれもご用心のほどを。(↓続く)


ハージュー橋での魚釣り

【写真】 ハージュー橋での魚釣り


ハージュー橋のたもとで、手製の網を川に流して魚を捕まえている人の姿や、竿を使って魚を釣っている人の姿を見掛けました。釣り上げられた魚を見ると、どれもこれも小魚ばかりでしたが、一人の少女が嬉しそうに微笑みながら、それらの魚を見せてくれました。

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