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ラムサール1

ラムサール宮殿博物館(裏口)

【写真】 ラムサール宮殿博物館(裏口)


日中戦争が勃発した1937年、パーレビ王朝の初代国王であり、後にパーレビ王朝を崩壊させることになったムハンマド・レザー・パーレビの実父でもあるレザー・パーレビ(本名はレザー・ハーン)が、カスピ海を一望するラムサールの丘の上に白亜の宮殿を建設しました。宮殿は大理石を用いて建設されていることから大理石宮殿とも呼ばれています。また、宮殿は当地で1971年に締結されたラムサール条約(正式名称は、特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)の締結の際にも使用されました。

レザー・パーレビは貧しい家庭に生まれ、立身出世を志して軍隊に入隊し、類い希なる才能を発揮して頭角を現しました。そしてついにはガジャール朝アフマド・シャーから王の座を奪取して、地位・名誉・財産・権力をその手中に収めました。まさにイラニアンドリームです。しかし1941年8月、失政がもとで国を追われることとなり、亡命先で客死する不運に見舞われました。レザー・パーレビがこの宮殿を使用したのは、ほんの4年間にしか過ぎません。

現在、宮殿はラムサール宮殿博物館として一般公開されており、贅の限りを尽くしてレザー・パーレビが各国から集めた美術品や工芸品の数々を見学することが出来ます。

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