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テヘラン市街14

イマーム・ホメイニー廟

【写真】 イマーム・ホメイニー廟


1989年6月3日、イスラム革命の立て役者であるルーホッラー・ムサビ・ホメイニー師が人々に惜しまれながらこの世を去りました。そして今、ホメイニー師の亡骸はテヘラン市近郊の壮大な霊廟に安置されています。霊廟の敷地内にはスーパーマーケットや各種食料品店、コーランなどの書籍類を販売する書店も併設されています。

霊廟への入場やホメイニー師の棺を見学するのは誰でも自由であり、入場料や拝観料なども必要ありません。ただし入場に際しては手荷物を手荷物預かり所に預け入れる必要があり(無料)、手荷物と引き替えに引換券を発行してもらわなければなりません。ところが私は、迂闊にもこの引換券をどこかで紛失してしまい、手荷物を返却してもらえない状況に陥ってしまいました(結果的には手荷物預かり所の職員のご厚意によって引換券無しで返却してもらうことができましたが)。

霊廟への入り口は男性用と女性用とに別れており、履き物は備え付けのビニール袋に入れて各自持ち歩くか、下駄箱に入れるようになっています。そしてホメイニー師の棺が安置された部屋に入る前に金属探知器のゲートを通らなければなりません。もしここで金属探知器が反応すれば、職員からボディーチェックを受けることになります。

ホメイニー師の棺は強化ガラスに囲まれたスペースに安置されており、そのスペース内には何故か沢山の紙幣が放り込まれていました。そして棺の周辺では熱心にお祈りをするイスラム教信者の姿が多数見受けられました。パーレビ国王と熾烈な政治的駆け引きを行い、一時は国外を転々とする亡命生活を余儀なくされ、そして再びイランの地へ最高宗教指導者として舞い戻ったホメイニー師が収められた棺を目の当たりにして、非常に感慨深い気持ちになりました。

追記08−02−11

以前は、霊廟に入場する際はカメラやビデオ類の持ち込みが禁止されていましたが、07年6月に再訪した際には規則が変更されており、カメラ、ビデオ、携帯電話の持ち込みが可能になっていました。また、霊廟内での写真撮影も許可されました。しかし、依然として、霊廟内へ立ち入る際には厳重な荷物検査が実施されています。

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