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| 【画像】パーレビ国王/パーレビ・クラウン |
| イスラム革命のうねりが頂点に達した1979年1月、ムハンマド・レザー・パーレビ国王は、政局の混乱を収束させるための手段として国外に脱出する方法を選択しました。 この際、国外脱出を“一時的な避難措置”程度にしか考えていなかったパーレビ国王は、イスラム革命が沈静化した暁には再びイランの地に舞い戻ることが叶い、なおかつ王の座に復活できると楽観視していたため、王族所有の財宝を持ち出すことはしませんでした。しかし、その希望的観測はものの見事に外れ、パーレビ国王がイランの地を踏むことは二度とありませんでした。 パーレビ国王がイラン国内に残して行った夥しい数の財宝類はテヘラン市内にあるイラン・メッリー銀行本店の地下金庫(国立宝石博物館)に厳重に保管されており、宝石博物館の展示物として一般に公開されています。また、パーレビ国王が戴冠式の際に使用したパーレビ・クラウンは、ケース番号34として、管理されています。 パーレビ・クラウンにはダイヤモンド3380個(1144カラット)、エメラルド5個(199カラット)、サファイヤ2個(19カラット)、真珠368個が装飾されており、王冠の総重量は2080グラムであることが、国立宝石博物館発行の資料に記されています。
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