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テヘラン市街 9


ファラ王妃
ファラ・クラウン


【画像】ファラ王妃/ファラ・クラウン


パーレビ国王には2度の離婚経験があり、最初の妻であるファウジア(エジプト・ファルーク国王の妹)とは1945年にパーレビ国王の浮気が原因で離婚し、2番目の妻であるソラヤとは1958年に離婚しました。その後、パーレビ国王の3番目の妻であり生涯最後の妻となるファラ王妃と3度目の結婚をすることになります。ファラ王妃は人格者であり、知性に富んだ女性であり、また1977年にテヘランに現代美術館を設立するなど芸術をこよなく愛する文化的な女性でもあったため、パーレビ国王の側近たちから絶大な信頼を得ていました。

ファラ王妃が当時使用していたファラ・クラウンは、パーレビ国王のパーレビ・クラウンと同じくテヘラン市内にあるイラン・メッリー銀行本店の地下金庫(国立宝石博物館)に保管されており、ケース番号35と番号を付けられています。資料によると、ファラ・クラウンにはダイヤモンド1469個、エメラルド36個、真珠105個、ルビー34個、尖晶石2個が散りばめられていることが記載されています。

パーレビ王朝にとって、これらの宝石類は、海外の各所に点在する莫大な隠し財産に比べれば、それほど高価な財産ではなかったのかもしれません。

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